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甲状腺癌の特徴

太田熱海病院 外科

 甲状腺は喉仏の下4cm程の所にあり、蝶の形をして気管にはりついている臓器であり、基礎代謝に必要なホルモンを産生しています。甲状腺癌はしこりとして触れ、大きくなってくると声がかすれたり、物を飲み込むときに違和感があったりします。
 甲状腺癌の特徴ですが、分化型の乳頭癌が80%以上を占め、10年生存率が95%前後と非常に予後の良い癌です。乳頭癌は首のリンパ節に転移しやすく、最初にリンパ節が腫れて気づかれることもあります。治療は手術であり、不十分な廓清をすると後にリンパ節転移として再発することが多くなっています。長い間放置しておくと稀に非常に悪性の未分化癌になることがあり、注意が必要です。未分化癌は甲状腺癌のうち2%程と頻度は低いものの癌の中で最も悪性であり、急激に増大し治療も困難です。首の違和感があったらすぐに当科で適切な診断と治療をうけたほうが良いでしょう。

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