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歯周病とは

太田西ノ内病院 歯科

 日本は超高齢化社会を迎えつつあります。健康的な生活を送るためには、自分の歯を出来るだけ残して、毎日の食事を美味しく食べる事が基本的な条件の一つであると思われます。
そんな中、虫歯と並んで歯を失う大きな原因に、「歯周病」があります。この病気に罹っている方は大変多く、45歳以上の日本人では半数近くと言われております。

 「歯周病」とはその名の通り、 歯の周りの組織が炎症を起こしていく病気です。 「歯の周りの組織」とは具体的には、歯肉、歯槽骨(歯の根が埋まっている骨で、歯を支えています)、歯根膜(歯の根と、歯槽骨の間にある膜)等を指します。

 病気の原因としては、歯に付着する「歯垢」(プラ−ク)が考えられます。これは、口の中に常に住んでいる細菌と、その産出物から出来る沈着体です。病気の進み具合としては、まず、歯垢の付着から始まります。歯と歯肉の間には溝が有りますが(歯周ポケットと言われています)、この近辺に歯垢が溜まって周組織の炎症が発生すると、この溝が深くなって行き、歯垢も石の様に硬くなり(歯石)、その周囲に酸素が行き渡らなくなっていきます。すると数ある細菌の中でも酸素の嫌いな細菌(嫌気性菌と言います)が増殖していき、その毒素によって炎症が憎悪し、歯肉の腫脹、出血が認められます。それから更に病気が進みますと、歯槽骨まで破壊されて歯が動揺し始め、遂には抜け落ちて失われてしまいます。
 歯周病は自覚症状が少なく、気が付くとかなり症状が進んでいる場合が多々あります。病気がひどくなる前に、歯垢、歯石等の原因を取り除く事が重要です。そのため、常日頃の予防(歯磨きなどのお手入れ、歯科医院での歯石除去等)が、必要かと思われます。

 太田西ノ内病院・太田熱海病院歯科外来の外来診療体制は、月〜金曜(午前・午後)/土曜日(午前のみ)となっております。
歯、口、その周辺でお困りの方は、どうぞ御相談ください。

 
 

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