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1981年4月に、民間病院では初めて太田記念病院の4階に救命救急センターを開設しました。その後、1989年9月の太田西ノ内病院の本館の完成を期に、当院3階に移設しました。ICU(集中治療棟)を10床、救急治療棟に30床の合計40床を有し、24時間体制をとっています。
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| センター内部 | 高圧酸素装置 |
| ドクターカー | 災害活動および訓練 | その他の活動 |
![]() 初代ドクターカーはマイクロバスがベースで後輪駆動でしたが、新型車両は四輪駆動のトラックがベースです。乗り心地を改善するために特注でエアサスペンションを組み込んだので、トラックとは一線を画す乗り心地になっています。従来よりもエンジンを大型化したこともあり、高い耐久性は勿論、雪道や災害現場の悪路にも強いものと期待されます。初代ドクターカーは導入当時、月に数回の出動でしたが、その後急速に出動回数が増加し、近年は360回/年程度と、ほぼ毎日緊急出動しています。過去20年の間には、現場の路面が悪く車両が入れないため、ドクターカーを降りた医療スタッフが医療機材を持って災害現場まで数キロも(自分の足で!)走ったこともありましたが、機動力の向上した新型車両ではそんな苦労も減りそうです。 |
![]() ドクターカーは、救急隊・消防本部の要請により、重篤な症状を呈する患者さんのところに医師・看護師が駆けつけ迅速に高度医療を提供する「走るICU」です。最近では福島県ドクターヘリの導入により極めて遠方への出動は減りましたが、ドクターヘリは夜間や悪天候時には飛行不能のため、365日24時間体制で運行するドクターカーには依然として大きな使命が課せられています。事故現場に直接駆けつけたり、途中で消防署の救急車とドッキングして患者を受け入れたりしていますが、時には路肩や近隣の広いスペースに急に乗りつけて救急隊とドッキングすることがありますので、皆さんの周りで緊急走行中のドクターカーを見かけたら、スムーズな救命医療提供のために御協力くださいますよう、お願い申し上げます。 |
また、当院のドクターカーが消防署の救急車に比べて大型の車両になっているのにはもう一つ理由があります。それは大地震などの災害が起きた時に緊急医療援助のために被災地に行って活動することを想定しているからです。被災地では「自己完結型の医療援助」が原則です。医療班には被災者への医療提供は勿論のこと、自分達の食料や休息場所なども全て自ら持参・調達し、決して被災地の方々の手を煩わせないことが求められます。そのためには医療品のみならず、自分達の食料や衣料品、寝袋なども自ら持参し、時には車中泊しながら医療を提供することを想定した車両が必要となります。このため、大量の物資を積み込める大型車両が必須なのです。初代ドクターカーも平成7年の阪神淡路大震災の際に被災地に出動し、避難所に救護所を開設し、震災発生から1ヶ月間にわたって医療活動を継続的に運営しました。今回、当地を含めた広い地域が未曾有の大災害に見舞われる中で、新型ドクターカーが導入されることは感慨深いものがありますが、一日も早い復興、安全・安心に暮らせる日常が取り戻せるよう、皆さんで力をあわせましょう。 |
| 救命救急センター 所長 篠原 一彰 |
○高規格救急車専用シャーシ
○いすゞエルフ ワイドキャブ ロング フルフラットシャーシ フルタイム4WD
○フロント独立懸架サスペンション・リヤエアサスペンション
○直噴式DOHCディーゼルターボ 2999CC
※クリックすると画像が拡大します
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その他にも心臓マッサージシステム、医療用酸素ボンベ、圧縮空気、防振タイプストレッチャー積載架台を搭載しております。
大規模トリアージ訓練
訓練は、修学旅行中の高校生の観光バスと乗用車が衝突、バスが横転し多数の怪我人が発生した、という設定です。搬送患者役は65名、病状は外傷治療の経験豊富な医師が予め設定し、出来るだけリアルな傷病者を演じました。
現実に即した形の訓練にするため、医師は非常コールで招集され、トリアージ(※)・初診診察を行い、また、病床が満床になった想定で、非常用ベッド20セットを本館ホールへ設置し、訓練を実施しました。
※トリアージ:災害発生時等、多数の傷病者が発生した場合に、傷病の緊急度や程度に応じ、適切な搬送・治療を行うことです。
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化学災害訓練
バイオテロや化学テロ、 また化学工場の大事故などで、 多数の人が汚染物質(細菌や有毒物質)に暴露され病院に来院した場合には、それらの患者さんをそのまま病院に入れると病院中に有毒物質や細菌が広まってしまい、病院内の人々が2次災害を受けてしまいます。 これを防ぐため、患者さんを病院の建物に入れる前にシャワー浴をさせて(一次除染)、汚染物質をできるだけ除去してから建物に入れて診療を始めます。病院の外でシャワーを浴びてもらうための設備が除染テントです。
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○「救急の日」記念講演会
○救命救急士研修
○院内AED講習会
○行政、学校等への救急活動の参加
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