診療概要

一次・二次・三次救急医療全てに対応し、新生児集中治療室（NICU）と成人のICUを借りて、重症小児の集中治療も行っています。在宅医療（寝たきりで自宅で人工呼吸管理を行っている小児を、医療者が往診や訪問看護などを行う）も行っています。
専門診療はアレルギー、腎臓、心臓、神経、内分泌、新生児を主体に、肝臓、血液など幅広く対応しています。また、予防接種や健診など予防医療の診療にも力を入れています。以上のすべての診療において、リハビリ（理学療法士、作業療法士、言語療法士）、臨床心理士、医療社会福祉士、訪問学級、運動療法など多方面のスタッフが力を合わせてチーム医療を行っているのも当院の特徴です。

大学病院や小児の専門病院などで行われる高度専門医療（悪性腫瘍等）は、福島県立医大等に紹介・依頼しています。 外来診療は、一般外来の他に乳児健診・予防接種外来・専門外来を行っています。アレルギー外来では気管支喘息・アレルギー性鼻炎（花粉症含む）・アトピー性皮膚炎・食物アレルギー（食物負荷試験も可能）・慢性じんましん・夜尿症・心身症などを治療しています。腎臓外来ではネフローゼ症候群・IgA腎症・慢性腎炎・SLEなどを治療しています。心臓外来では先天性心疾患（心房中隔欠損症・心室中隔欠損症・大動脈弁狭窄症など）や川崎病後冠動脈瘤が残った小児などを治療しています。神経外来ではてんかんを中心に発達障害の小児の治療にあたっています。内分泌外来では糖尿病・甲状腺機能亢進症・成長ホルモン分泌不全性低身長などの治療を行っています。

入院診療は、一般小児科では気管支喘息・肺炎・胃腸炎・痙攣重積・川崎病・糖尿病・ネフローゼ症候群・尿路感染症・腸重積・血管性紫斑病・肥満の減量目的など多分野の小児疾患の治療を行っています。新生児科では、低出生体重児・呼吸窮迫症候群・胎便吸引症候群・新生児仮死・食道閉鎖・鎖肛など内科・外科領域の新生児疾患を治療しています。一般小児病棟では保育士が入院患児の対応も行っており、小学生・中学生では院内にある訪問学級に通いながらの治療も可能です（転校手続きをすれば退院するまで欠席扱いとならずに済みます）。

診療日割表

午後及び土曜日の受付・診療時間詳細

平日午後

※二次検診を除く

土曜日