リハビリテーションセンター 言語療法

言語療法

『コミュニケーション』『食べること』のリハビリテーションを行います。

ある日突然
相手の言っていることが理解できなくなったら・・・
自分の言いたいことがうまくことばにできなくなったら・・・
舌が上手く回らずに何を言っているのか分からないと言われたら・・・
食べるときにムセて、苦しくてご飯が食べられなくなったら・・・
子どものことばが遅いと気になったり、話し方が気になったら・・・

さまざまな原因によりコミュニケーションや食べることが困難になった方や、言葉の発達や話し方が気になるお子さんに対して、ご家族などの周囲の方と協働しながら、より良いコミュニケーションの方法や安全に口から食べられる方法を考えていきます

コミュニケーションの方法は言葉で伝えるだけではありません

表情や身振り、文字を書いたり、指をさして伝えたり、人それぞれ障害の程度も違います。それらを様々な側面から評価し、その方に合ったコミュニケーション手段を一緒に考え日常で使えるように練習していきます。もちろん言語機能そのものに対してのアプローチも行っていきます。

食べることが困難になった患者さんには、飲み込みの機能を向上させるリハビリや、その方に合った食事の形態や姿勢などを考え、安全に食事を摂れるように練習していきます。

対象領域と年齢

領域

コミュニケーションの障害

成人領域:失語症、運動障害性構音障害、高次脳機能障害、嗄声や喉頭摘出、気管切開による音声障害、顔面麻痺など
小児領域:言語発達の遅れ、機能性構音障害、口唇口蓋裂による構音障害、吃音など

食べること、飲み込むことの障害

成人領域:加齢や疾患による嚥下障害
小児領域:哺乳や離乳食の摂食嚥下障害、疾患による嚥下障害

年齢

小児から成人まで

学術活動

2018~2022年の学術活動